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セカイフォン Android 4.2対応版をリリースしました。 #androidjp

以前より公開している「セカイフォン」をAndroid 4.2に対応しました。

Android 4.2搭載のNexus 7、Galaxy Nexusのほか、2.x/3.x/4.0.x系の複数端末で簡単な動作確認済です。

Google PlayにてPublish済なので、そのうちダウンロードできるようになるはずです(4.2対応したver.は、2.51です)。

# セカイフォンの詳細は、公式サイトをご参照ください。

★ダウンロードURL

 https://market.android.com/details?id=org.iplatform.android.phone2

Android 4.2対応を行うときの注意点(書き始め…)

Android 4.2(APIレベル17)がリリースされました。

開発者向けの情報も提供が開始されています。まだまだ斜め読みも終わっていない状況ですが、「4.1までに対応したアプリを4.2に移行させる場合の注意点」についてまとめていきたいと思います。ただ、時間があまりとれなそうなので、次回更新は未定です。

※本Blogの記述は、公式サイトの情報(http://developer.android.com/about/versions/android-4.2.html)を元に、非公式に解釈して記述したものです。誤りを含んでいる可能性があります。本情報を参考にした場合に起きうる問題等については、一切の責任を負いかねます。その点はご理解の上、参照いただければと思います。本家のサイトも合わせて読むことをお勧めします!

(1)Content Providerがデフォルトで非公開に

4.2からは、Content Providerがデフォルトでは公開されないようになっています(AndroidManifestでandroid:exportedfalseと定義されたのと同じ意味です)。他のアプリが、あなたのアプリのContent Providerにアクセスできるようにするには、明示的に、android:exportedをtrueと定義しておく必要があります。この振る舞いはは、android:targetSdkVersion もしくは android:minSdkVersionを17以上にした場合に発生します。ただし、この条件(targetSdkVersion,minSdkVersion)を満たさない場合は、Android 4.2で実行した場合でも、Android4.1までと同様に、android:exported="true"として処理されます(つまり、Content Providerが公開される状態)。

★minSdkもしくはtargetSdkを17以上に変更しない限りは、本件についての影響は受けなそうに読み取れますが、アプリを更改する場合は、十分検証した方が安全だと思います。

(2)TBD

Google Androidプログラミング入門改訂2版のサンプルアプリ1apk版公開

  8月31日に発売された『Google Androidプログラミング入門 改訂2版(アスキー・メディアワークス)』のサンプルアプリを1つにまとめてGoogle Playで公開しました。

本アプリは、書籍の方と同様、著者5名(江川崇、神原健一、山田暁通、佐野徹郎、郷田まり子)で協力して作った作品です。以下の目的をもって公開しています。

★既に書籍を購入してくださった方へ
 →書籍を読み進める際、サンプルアプリをEclipseにインポートして、ビルドして…という手順を踏むことなく、手軽にアプリを試して いただけます!

★これから書籍の購入を検討してくださっている方へ
 → 書籍内でどんな機能について解説がされているかを把握する際の1つの参考にしていただければと思います!

また、開発者一同の思いとして、本書籍を世の中に出したことで、少なからず社会に貢献したいとい思いから、本書をこのアプリからAmazonでご購入頂いたアフィリエイト収入については、Dream Projectのひとつとして、全額をUNICEFに寄付することにしました。どうぞよろしくお願い致します。

 

 

■アプリ詳細
Androidプログラミング入門改訂2版サンプルアプリ
・価格:無料(Amazonアフィリエイト収入全額寄付)
・公開日:2012年10月1日

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.asciimw.androidbook

 以上です。

セカイフォン Jelly Bean(Android 4.1)対応版をリリースしました。 #androidjp

以前より公開している「セカイフォン」をJelly Bean(Android 4.1)に対応し、また、UI改善を実施しました。

Android 4.1搭載のNexus 7、Galaxy Nexusのほか、2.x/3.x/4.0.x系の複数端末で簡単な動作確認済です。

Google PlayにてPublish済なので、そのうちダウンロードできるようになるはずです(JB対応したver.は、2.50です)。

# セカイフォンの詳細は、公式サイトをご参照ください。

★ダウンロードURL

 https://market.android.com/details?id=org.iplatform.android.phone2

Jenkinsメモ

Jenkins関連の備忘録

■ポート番号の変更(MacOSX)
$ defaults write /Library/Preferences/org.jenkins-ci httpPort 5531

$ sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/org.jenkins-ci.plist

$ sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/org.jenkins-ci.plist

My speech at Droidcon London 2012

 今年の10月にロンドンで開かれるDroidcon London 2012にて、Androidのセッションを1つ担当することになりました。以下のテーマについて、発表を行う予定です。

-Event

Droidcon London 2012@London (25-26th October 2012)

-My speech

Developing for Android on 2.x/3.x/4.x

(Day 2 Track 1, the session before closing keynote)

-Speech Topics

Android developers must now consider a host of versions 2.x, 3.x, 4.x as well as devices.  Through my experience developing Japan’s Sekai Phone App (Real time translation phone services), I share some tips for supporting multiple Android versions and devices with demonstrations.

-URL

http://uk.droidcon.com/2012/08/fresh-off-the-press-al-sutton-kenichi-kambara-join-the-droidcon-ldn-line-up/

http://uk.droidcon.com/sessions/developing-for-android-on-2-x3-x4-x/

乗り越えなければならない課題が山のようにありますが、ベストを尽くして頑張ります。

Tizenアプリ開発環境構築手順(Tizen2.0対応)

最近、社外の勉強会で名前を聞くことが多くなった「Tizen」のアプリ開発環境を試しに作ってみました。せっかくなので、環境構築手順を紹介します。手順についてフォローはしませんので、自己責任の範囲で適当に読んでいただければと思います。

★Tizen 2.0で必要なパッケージなどが変更されているので、その点を赤字で追記しました(2013/01/03)。

■利用環境

Ubuntu 11.10 (Windows7上のVMware Player上) Ubuntu 12.04LTS (Mac Mountain Lion上のVMware Fusion上) ※2.0からの制約によるものではありません。 

・Tizen SDK 1.02.0

■環境構築手順

【事前準備(必要なソフトウェアの導入)】

  1. $sudo apt-get install openjdk-6-jre $sudo apt-get install oracle-java7-installer
    Oracle-JREが必須です。
  2. $sudo apt-get install qemu-kvm binutils-multiarch debhelper fakeroot realpath gettext procps xsltproc libdbus-1-3 liblua5.1-0 libexif12 libcurl3
    ★公式サイトにも記述がありますが、これらのパッケージが必要です。
  3. $sudo apt-get install libsdl-gfx1.2-4
    ★公式サイトに記述されていませんが、インストーラ実行時に入れてないと警告が出ます。
  4. $sudo apt-get install gtk2-engines-pixbuf
    ★入れなくても支障はありませんでしたが、インストーラ実行直後に警告が出たので、一応入れると良いかもしれません。
  5. $sudo apt-get install ia32-libs
    ★2.0から必要になっています。

【Tizen SDKの導入】

  1. Tizen SDKのインストーラのダウンロード
    →Ubuntuの場合は、"tizen_sdk.bin tizen-sdk-2.0-ubuntu64.bin"をダウンロード
    https://developer.tizen.org/sdk
  2. インストーラへの実行権限付与
    $chmod +x tizen_sdk.bin $chmod +x tizen-sdk-2.0-ubuntu64.bin
  3. インストーラの実行
    $./tizen_sdk.bin $./tizen-sdk-2.0-ubuntu64.bin
  4. インストーラの指示に従い、インストール
  5. 2.0では、どんな用途の開発環境を構築するかを選択可能(Webアプリ専用、カスタム等)

最後にTerminal上にインストール完了の旨が表示されれば、完了です。
★画面キャプチャは、1.0の時のものです。2.0では若干画面が異なります。

以上です。

Android EmulatorでのPCキーボード利用方法(r20) #androidjp

今までのAndroid EmulatorではPCのキーボードをエミュレータの文字入力(英数字、カーソルキー等)に利用できていました。しかし、r20の頃(自分の記憶では…)からPCのキーボードが使えない状態になってしまい、エミュレータ操作が面倒だと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?自分も面倒だったのでいじっていたのですが、原因と対処を紹介しておきます。

■原因

・r20頃からキーボードの利用可否がデフォルトでoffとなっている。
 →AVD生成時に作成される"hardware-qemu.ini"内のハードウェアキーボード利用設定が無効となっている。hw.keyboard = no
  ※今まではこの値がyes、つまり、ハードウェアキーボードがデフォルトで利用できる状態となっていたのですが、そのデフォルト値が変更となっていたのが原因のようです。

■対処

・r20を用いる場合、手動で本設定を変更することでキーボードを利用できるようになります。

  1. AVDの作成画面を開く(新規作成、編集のいずれでもOK)。【左の図】
  2. ハードウェア項目の「新規」ボタンを押す。【中央の図】
    →リストボックスから「Keyboard Support」を選択する。
  3. 追加された「Keyboard Support」の値を"no"->"yes"に変更する。【右の図】
  4. AVDの作成(編集)を完了する

以上で、同AVDを起動すると、PCのキーボードを利用可能となります。