Dream Project

Dream Projectとは、世界で困っている人々の為に何かできないかなってことをテーマとして行っている活動です。2000年12月に初めた活動で、本記事更新時点で21年が経ちました。自分自身の活動で、これだけ長い期間続けているものは他にないので、感慨深いです。

自分がなぜこの活動を始めたのかのきっかけと、そして、今もこの活動を続けている背景を振り返ってみたいと思います。自分が小学生だった頃、あるテレビ番組で、世界には食べるものがなくて亡くなっていく子供や1本のワクチンが無いために亡くなっている人々がいるという事実を知って、子供なりに強く心に衝撃があったことをうっすらと記憶しています。

そんなこともあり、中学生、高校生となり、大人になったら医者になって苦しんでいる人たちの役に立てたらという夢を持つようになりました。そして、もちろん、大学受験でも医学部を受験するも、全落ちしました。結局、そのときは2番目に興味のあった、情報工学の分野に進学しました。当時、夢を諦められなくて、大学に通いつつ、センター試験(現在の共通テスト)を受けたりもしました。最終的に、結局どこにも受からず、夢を諦めることにしました。結果的にだめではあったものの、自分でやりたいと思ったことを全力で取り組むことは尊く、結果はどうであれば後悔しないことを学びました。

それと同時に、自分でソフトウェアを開発して世界を変えていけるITの世界の楽しさにのめりこんでいったのもこの頃でした。当時は、スマホすら世の中に存在しない時代で、初めての作品は、VC++/DirectXを勉強して作ったWindows用のスクリーンセーバーでした(作品の紹介記事)。思いを作品にして公開して使ってもらう楽しさを得たのもその頃からです。そして、この活動を通じて、少しでも世の中に貢献できたらいいなと考えるようになりました。そこまでの自分の人生を振り返って、思いだけでは社会を変えることはできなくて、小さなことでも何かを実際に形にしたいと考えていました。そこで、始めたのがDream Projectです。

私が開発している対象ソフトウェアやアプリを使っていただいて賛同した方に任意で寄付をお願いし、その利益の全額を慈善団体に寄付する活動を開始しました。現在までに、賛同いただいた方々からの全額である479,272円(unicefに144,789円、日本赤十字に334,483円)を寄付しています。今までの活動経緯は、こちらのページをご参照ください。

さらに、活動を広げていきたいという思いから、2013年12月にはDream Projectにセカイフォン(翻訳電話)を追加し、Dream Project 2ndをスタートさせました。セカイフォンは、世界のコミュニケーション促進に役立てたらという思いで開発しているプロダクトです。

そして、セカイフォンをさらにより良いプロダクトにすべく、海外渡航時は必ず持っていって、現地で実験しています。これまで40カ国を訪れて、世界の色んな人たちに出会い、2つのことを学びました。1つ目が世界中の人たちとつながれる楽しさです。世界には200近くの国があり、そして、多くの言葉が使われています。話す言葉や肌の色、文化が違っても人間の根っこは同じです。さらに、言葉の壁を乗り越えられたら、世界中の人たちともっと交流することができます。2つ目が世界中に困っている人々がたくさんいるという現実です。インドの街を歩いていたときに食べるものがないから何でもいいから恵んでほしいと言われたこと、ケニアにいたときに、物売りの小さな男の子から'Pay for me'と話しかけられたこと、たくさんの出来事を今でも覚えています。

そんな経験を通じて、セカイフォンに関してもプロダクトとしての完成度を上げることで、言語翻訳の新しい未来を実現するとともに、微力でも社会に貢献していければと考えています。世界のコミュニケーション促進が世界の役に立つという流れを作れたらいいなと思います。本活動がきっかけとなり、ラジオ番組(オールナイトニッポン)に出演させていただいたたり、テレビ番組(人生が変わる1分間の深イイ話)で取り上げていただいたのは貴重な思い出です。

また、日本赤十字から2016年12月2017年8月と表彰いただきました。2018年10月には赤十字大会というイベントに招待いただきました。表彰いただくためにやっている活動ではありませんが、今後の励みにします。

そして、この活動を始めて、22年目。ウクライナの状況に強く心を痛めています。エンジニアとして自分に何かできないかと考え、新たなプロダクトとして、セカイフォン Pro(セカイフォンの翻訳精度を向上させました)をリリースしています。2022年4月1日以降の当面の期間、本プロダクトを含む全ての利益をウクライナ人道危機救援金(赤十字)として、寄付することにしました。自分にできることを自分にできる形で実行していきます。ご賛同いただけました方はご協力いただけますとうれしく思います。

最後に、Dream Projectとして、いろんな作品を作る中で自身も新しい技術の経験も積むことができました。また、多くの方から賛同の声をいただき、寄付いただいたり、いろんな人に出会えて、たくさんの刺激や協力をいただいたことにも感謝しています。小さなことの積み重ねを大切に、やるべきこともやりたいことも確実にやっていこうと思います。これからも、自分にできることをやるべく、Dream Projectおよびセカイフォンの活動を継続していきます。引き続き宜しくお願い致します。

2022年5月1日 Kenichi Kambara(@korodroid)

  

■寄付方法

・プロダクト(セカイフォン)経由の寄付

「Dream Project」にご賛同いただける場合、アプリのトップ画面のサイドバーから「寄付」を選択後、任意の金額のボタンを押していただくと確認画面が表示された後、寄付を行っていただくことができます。いずれかの金額を1回以上寄付いただくと、アプリ内の広告が表示されなくなります。1度寄付いただいた場合でも、追加で寄付いただくことも可能です。また、広告表示に伴う収益についても、慈善団体へ全額寄付を行います。

・Webサイト(PayPal)経由の寄付

以下のリンクから寄付いただけます。こちらから寄付いただいた場合でも、慈善団体へ全額寄付を行います。

■Dream Project寄付状況

ご協力、応援いただいている皆様、いつもありがとうございます。

売上(円) 利益(経費込)(円) 経費(円) 寄付(円)
課金 広告 *1 *4  *2
2022  3,300  3,081  5,886 1,270+7月分請求待ち  4,616(*3)
2021 18,200  6,593 20,593 879 19,714
2020 18,300  8,695 21,505 2,124 19,381
2019 23,400 29,424 45,804 3,716 42,088
2018 27,500 34,069 49,833 4,835 48,484
2017 33,800 68,271 91,931 7,403 84,528
2016 24,889 34,191 51,613 5,147 46,466
2015 27,401 21,493 40,673  2,895 37,778
2014 10,500 28,694 36,044 −[自己負担] 36,044
合計 187,290 234,511 367,368 - 339,099

*1:利益は、アプリ課金売上の2021/06/30までは70%(30%はGooglePlay手数料))、2021/07/01からは85%(15%はGooglePlay手数料))+アプリ広告売上(Androidアプリ+iOSアプリ)の100%の合計金額です。
*2:2022年の売上・利益は、2021年12月25日-31日および2022年の1月1日-6月30日時点までの合計(2022年7月2日更新)です。四半期(4,7,10月上中旬,12月末)に利益全額を寄付します。
*3:2022年4/1〜2022年6/30の利益全額を2022年7月2日に日本赤十字に寄付させていただきました。次の四半期分についても同様に寄付させていただきます(2022/04/01以降当面の売り上げは、ウクライナ人道危機救援金として寄付を行います)。詳細は、Dream Project 寄付状況よりご参照ください。
*4:2015年4月1日より、サービス提供にかかる経費を除いた利益全額を寄付させていただく方針に変更させていただきます。そのため、同日以降の発生経費をこちらに記載します。

  • Dream Project 1st (2000年〜2013年/寄付先:unicef)

売上(円) 利益(円) 寄付(円)
2013 0 0 0
2012 616 616 616
2011 71,505 71,505 71,505
2010 48,260 48,260 48,260
2009 0 0 0
2008 9,000 9,000 9,000
2007 0 0 0
2006 100 100 100
2005 0 0 0
2004 12,268 12,268 12,808
2003 0 0 0
2002 0 0 0
2001 944 104 0
2000 3,776 2,936 2,500
合計 146,469 144,789 144,789

みなさまの温かい気持ち本当にありがとうございます。
これからもがんばっていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

■「Dream Project」対象ソフトウェア

Dream Projectとして、以下の9作品(PC向け2作品、Android向け7作品)を公開しております。

上記のソフトウェアのいずれも、賛同いただいた金額の全額を日本赤十字社に寄付させていただきます。

■Special Thanks

この企画を始めるにあたり、本企画の趣旨を理解してくださり、
快くご協力くださった方々に深く感謝しております。

Dream Project 1stでは、素材提供の面で、MOMOさん、vaioさんに、プログラム開発の面で、Botchyさんに特にご協力をいただきました。
Dream Project 2ndでは、UI/UXの面で、Kenichi Takahashiさんに特にご協力をいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

その他、応援メッセージをくださった方にも感謝しております。
みなさまの協力のおかげで、企画をスタートさせることができ、活動が継続しております。 最後に、本当に深くお礼申し上げます。

「Dream Project」への2件のフィードバック

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