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日本赤十字より表彰いただきました。

Dream Project」の活動の一環で、日本赤十字より表彰いただきました。表彰いただくためにやっている活動ではありませんが、今後の励みにしたいと思います。ありがとうございました。また、本活動へ様々な形でご協力、ご支援いただいている皆様にも大変感謝しております。この場をお借りして、御礼申し上げます。

Dream Project」は、2000年12月に初めた活動で、本記事更新時点で16年3ヶ月が経ちました。現在までに、賛同いただいた方々からの全額を、Dream Project 1st (2000-2013年)として、unicefに、Dream Project 2nd (2013-現在)として日本赤十字に寄付させていただいております。今回は、後半の活動を評価いただき、表彰いただいたのではと推測しております。

最近、技術は社会を幸せにするために使うものという思いを持って活動しています。これからも自分にできることをやっていきたいと考えています。引き続き、よろしくお願い致します。

2017年3月29日

神原 健一

[番外編]人生初めての手術体験記(大腸ポリープ切除)

はじめに

本ブログでは、普段は、モバイル・ウェアラブルなどの技術や、英語などについて記事を書いているのですが、今回に限り、番外編としてこの記事を書きました。

先日、 人生初めての手術を経験しまして、大腸ポリープを切除いただきました。組織検査の結果も問題なしで確定し、無事に完治しこれまでと全く変わらない元気いっぱいの生活 を送っています。正直、おおげさに書く内容では全くないのですが、大腸内視鏡や前後の経緯が気になる、この検査を受けるかどうか迷っているなど気になる人もいらっしゃるのではないかと考え、記事にまとめました。この体験をする中で得た自身の気づきも入れましたので、参考になるところがあれば幸いです。大腸内視鏡を受診するか否か、ポリープの切除を行うべきか否かなど含め、最終的には人それぞの判断を尊重し、決定されるべきと考えています。本記事もあくまで1つの例として、読んでいただければと考えています。

ポリープが見つかったきっかけ

定期的に受けている人間ドックの大腸内視鏡で、5mm程度のポリープが1つ見つかりました(見つけていただけました)。実は5年前にも同じ検査を受けたことがあり、2回目の検査で見つかったことになります。ちなみに、1回目の検査では何も見つかっていませんでした。

大腸内視鏡について、 インターネットで調べたところ、検査の性質上(腸内の洗浄不良など)、一定の確率で見落としは起こりうる ようです。ただ、これはある程度、やむを得ない事象であり、 これに対して自分たちができる対策は、事前の食事制限を厳守すること(見落とし確率の低減)、内視鏡を定期的に受けること(発見機会の増加)の2つかな と個人的には考えています。

話を自分の例に戻して、1回目の検査ではなかった(と考えられる)ポリープが、5年後の2回目の検査で見つかった理由は、以下のいずれかが考えられそうです(素人の個人的な想像であることにご注意ください)。

  • 1回目の検査ではポリープは存在しなかった、もしくは、極めて小さったものが成長した可能性
  • 1回目の検査でも存在したかもしれないが、ポリープが見落とされていた可能性

ちなみに、大腸内視鏡では、 検査中に見つかったポリープをその場で切除してもらえるケースと、もらえないケースの2つが存在 します。今回は、人間ドックの検査だったため、あくまで診断までで、その場で切除まではしてもらえない条件でした。そのため、切除は別のタイミングでということになりました。そのとき、医師からは、ポリープ切除を勧める旨の助言がありました。

先に述べた検査と同時切除できるか否かの2つのケースは、 検査の条件(↑の内容)、および、病院(検査と切除を同時に行う施設と分けて行う施設が存在します)、ポリープの大きさや数(例えば、大きいポリープが存在する場合は切除は後日となることもなど)、その他の要素によって変わってきます。 詳細は別途、ご確認ください。

ポリープを切除するか否かの迷いと自身の決断

ポリープが見つかった後、切除してもらうかどうかを自分で判断するにも、自身には十分な知識がありませんでした。そこで周囲に聞いてみたり自分なりに色々と調べました。インターネット上にも様々な情報があり、参考になりました。個人的には、以下の背景から切除してもらう方向に心は傾きました。

  • ポリープは5mmを超えるあたりから癌化するリスクがより高まること(小さくても癌になっている/なるケースは存在するそうです)
  • 大腸がんは、がんの死亡原因でも上位に入っていること
  • (自分の場合は)医師から切除を勧められたこと

最終的に、以下の2つが決め手となって、切除を決断しました。

  • 自身が素人判断するより、専門家である医師の助言に沿った方が適切だと考えたこと
  • 一定確率で癌化する可能性があるものが体の中にあると心穏やかに暮らせなそうと考えたこと

ということで、ポリープ切除をお願いする病院探しに続きます。

ポリープ切除の病院決定と事前準備

周りの話を聞いたり、自分でも調べたり(Google Map
の口コミを参考に、気になった病院を追加で調べてみたり)で、最終的に、切除をお願いする病院を決めました。こちらは人間ドックを受けた病院とは異なる、初めてお世話になる病院でした。

病院を初めて訪問したときに、事情を説明し、大腸内視鏡検査(&ポリープ切除)の予約を行いました。これまでの大腸内視鏡検査と同じように下剤や腸内の洗浄薬などを出してもらいました。 大腸内視鏡検査で困っていたことの1つが、前日の食事 でした。大腸内視鏡では、検査に向けて徐々に検査を整えていく必要があり、 特に前日は食べて良いもの・だめなものが明確に決められています。今回、その病院から紹介があり(これを利用するか否かは任意でした)、自分は、これも経験と思い、検査食(こちらの食事)を利用することにしました(おそらく保険適用されていたからか、3食で1000円でした)。

検査食

↑は、おかゆや、消化の良い食材がベースということもあり、正直言えば、積極的に食べたいと思う味ではありませんでした。ただ、食事内容をあれこれ自分で悩まなくて良いことは最大のメリットです。前日の食事で悩まれている人にとっては、1つの選択肢になり得ると思います。

また、 ポリープの切除を受けるときに、2つの方式が選べることが分かりました(病院によって、両方提供しているところもあれば、片方だけのところもあるようです)。 自分がお世話になった病院では、自分で好きな方を選べるようになっていました。

  • 鎮静剤「なし」(本人は目覚めた状態で受ける方式)
  • 鎮静剤「あり」(本人は眠ったような状態で受ける方式)

それぞれ良いところがあります。前者は痛みを少し感じる可能性はあるものの、(心に余裕があれば)医師と話しながら、自分でも内視鏡の様子を確認できるはずです。後者はウトウトと眠った状態で進行するため、痛みは全く感じないそうです。

どちらが合うかは人それぞれだと思います。自分は過去の大腸内視鏡で、耐えられないほどの痛みを感じなかったこと、自分でも内視鏡の様子をリアルタイムに見たかったという理由から、前者を選びました。また、ポリープ切除は短時間で終わるとは言え、手術となるため、その説明などがありました。

ポリープ切除とその後

当日の手術など詳細は割愛しますが、再度、大腸内視鏡を受け、事前に申告していたポリープも無事に見つかり&切除してもらいました。また、幸いなことに他に気になるポリープはなかったとのことでした。 手術中、自分のときは、切除を含め、大きな痛みは一切ありませんでした。 今回切除してもらったポリープは小さかったものの、念の為ということで、病理検査行きとなりました。

ポリープ切除後、 自分のケースでは1週間、食事に気をつけること、激しい運動をしないこと、出張・旅行は厳禁との指示 がありました(初回の問診時にもこの点について、事前に説明を受けています)。その指示を守り、1週間を過ごしました。大好きなランニングもその間だけは休止しました。幸い、この間も痛みはありませんでした。

そして、後日、病理検査の結果も問題なしとの報告も受け、無事に完全に元通りの生活に戻ることができました。

ポリープ切除前後での気持ちの変化

切除前は正直、不安な気持ちが少しはあったものの、 結論としては、やってもらってよかった!の一言 に尽きます。 大腸がんは、ほかのがんと比べても早期発見が可能 と言われています。 その予兆となり得るポリープを見つけていただき、そして、切除していただけたこと、本当に良かった と思っています。個人的な1つの経験談でしかないのですが、参考になるところが少しでもあれば幸いです。

おわりに

価値観は人それぞれですが、ここしばらく、よく思うのが、ITエンジニア/エバンジェリストとして、技術力/英語力をさらに腕を磨きつつも、人生を目一杯楽しんでいこうと考えています。これからも「よく学びよく遊び」 をモットーで生きていきます🏃登壇活動もモリモリと頑張っていく所存です。これからもよろしくお願いします💪

スワヒリ語ひとことメモ

ケニアの皆さん、すごくフレンドリーで優しかったな。スワヒリ語で話していても自分が加わるとさっと会話を英語に変えてくれました。でも、皆さんの母国語を滞在中少しでも覚えたくて、出会った人々からスワヒリ語を習いました。以下がその表現リストです。

Everyone in Kenya was so friendly and kind. Even when they were speaking in Swahili, they quickly changed the conversation to English when I joined in. However, I wanted to learn as much of their native language as possible during my stay, so I learned Swahili from the people I met. The following is a list of expressions.

凡例

Swahili(スワヒリ語)
English(英語)
Japanese(スワヒリ語表現の日本語での読み方)

表現リスト

Habari
hello
こんにちは(ハバリ)

Habari za asubuhi
Good morning
おはよう(ハバリ ザ アサブヒ)

Mimi naitwa kenich
My name is Kenichi
わたしのなまえは、けんいちです(ミミ ナイトワ ケンイチ)

Unaitwa nani
Can I have your name
あなたのなまえをおしえていただけますか(ウナイトワ ナニ)

Nime furahi
I'm happy
わたしはうれしい(ニメフラヒ)

kukuona
to meet you
あなたにあえて(ククオナ)

mimi(ミミ)
me
わたし

Asante
thank you
ありがとう(アサンテ)

Asante sana
thank you so much
ほんとうにありがとう(アサンテ サナ)

Ndiyo
yes
はい(ディヨ)

Hapana
no
いいえ(ハパナ)

Karibu
Welcome
ようこそ(カリブ)

Hakuna matata
No problem
もんだいないよ(ハクナ マタタ)

Unataka
want
ほしい(ウナタカ)

Dream Projectをご支援いただいている皆様へ

Dream Projectの活動の一環で、日本赤十字より御礼のお手紙をいただきましたので、こちらで紹介させていただきます。

本活動へ様々な形でご協力、ご支援いただいている皆様、いつもありがとうございます。

Dream Projectは、2000年12月に初めた活動で、現時点で21年8ヶ月が経過しました。開始当初より、賛同いただいた方々からの利益の全額を、Dream Project 1st (2000年-2013年)としてunicefに、Dream Project 2nd (2013年-現在)として日本赤十字に寄付させていただいております。

そして、活動をさらに広げるべく、セカイフォン Pro(リアルタイム翻訳のセカイフォンの後継版)を開発し、2022年4月1日以降の当面の期間、本プロダクトを含むDrem Projectプロダクトの利益全額をウクライナ人道危機救援金(赤十字)として、寄付させていただいております。

自分にできることを自分にできる形で実行していきます。引き続き、よろしくお願い致します。

2022年8月11日 神原 健一

セカイフォン Pro版 (for Android/iOS)

Sekaiphone_logo

セカイフォンは、「話した言葉をリアルタイムに翻訳するスマホアプリ」です。100ヶ国語に対応しています。2010年に初版を公開して以降、おかげさまで10万ダウンロードを超え、多くのユーザ様に使っていただいております。「外国語の勉強に役立っています。」「飲食店でお客様との会話に利用しています。」「子供のホームステイ先の家族とのやり取りに使っています。」などの感想をいただきました。そして、 翻訳精度をさらに高め、より便利に使っていただける、セカイフォン Pro を公開しています(2022年4月24日初版公開開始)。
Pro版では、サブスクリプション契約いただくことで、特定の言語では、より精度の高い翻訳機能をお使いいただけます。同時に、一切の広告が表示されなくなるため、より快適にご利用いただけます。Android/iOS版を公開しています。

また、世の中に少しでも貢献できたらという思いから、Dream Projectという活動を2000年12月から行なっており、セカイフォンについても、収益の全額を慈善団体に寄付しております。そして、この活動を開始してから22年目。ウクライナの現在の状況に心を痛めています。エンジニアである自分に何かできないか考え、今回開発した、セカイフォン Proについても、Dream Projectとして、収益の全額を寄付することにしました。具体的には、2022年4月1日以降の当面の期間、本プロダクトを含む全ての利益をウクライナ人道危機救援金(赤十字)として、寄付しております。自分にできることを自分にできる形で実行していきます。ご賛同いただけました方はご協力いただけますとうれしく思います。

ダウンロード

セカイフォンPro (Android)

セカイフォンPro (iOS)

セカイフォンは「世界中の人々のコミュニケーションの活性化に貢献できたらという思い」から公開をしているプロダクトです。Facebookページもあります。セカイフォンに少しでも共感していただけるところがありましたら、「いいね」してもらえると活動の励みになります。

その他のデバイスの対応状況の詳細は、こちらをご参照ください。

主な機能

本アプリは、4つの機能を持っています。

(1)「この場で翻訳(音声)」

1台の端末を複数の人で見ながら、その場で話した言葉を翻訳します。

この場で翻訳(音声)

(2)「通話で翻訳」

電話をかけて自分の母国語(例えば、日本語)で話すと、相手には相手の言語(例えば、英語)に自動的に変換されて聞こえます。

通話で翻訳

(3)「この場で翻訳(テキスト)」

入力したテキストを翻訳します。オフラインでも利用できます(事前に辞書のダウンロードが必要となります)。

この場で翻訳(テキスト)

(4)「撮って翻訳」

カメラで写した画面に含まれるテキストを翻訳します。オフラインでも利用できます(事前に辞書のダウンロードが必要となります)。

撮って翻訳

アプリデモ

画面キャプチャ

トップ画面
この場で翻訳
この場で翻訳(2)
通話で翻訳
翻訳エンジンの変更
音声認識処理時間の変更
テーマ選択
ダークモード
ウィジェット

■[参考]「撮って翻訳」の練習用カタログ

撮って翻訳を試してみたい方向けの商品カタログサンプルの画像です。よかったら、実際に試してみてください。

履歴

ver. 概要 公開日
3.00
(Androidのみ)
・画面透過モードの追加
・UI/UX改善
・不具合の修正
2024/03/13
2.60 ・アプリの品質向上
・表示言語として11言語サポート
・不具合の修正
2023/11/26
2.50 ・音声認識の精度改善
・表示言語として10言語サポート
・不具合の修正
2023/11/05
2.00 新機能2つの追加・品質向上
・「撮って翻訳」モード
・「この場で翻訳(テキスト)」モード
2023/09/13
1.20 UI/UX改善
・音声認識機能の改善(認識途中の内容をリアルタイム表示)
・音声認識時間の変更機能追加
・テーマ変更機能追加(ダークモードほか)
2022/09/07
1.10 UI/UX改善
・音声入力の途中終了機能追加
・ウィジェット機能サポート
2022/07/09
1.00 初版
・「この場で翻訳」モード
・「通話で翻訳」モード
2022/04/24

関連URL

[Android]フォルダブルデバイスのadb画面キャプチャ

[Android]フォルダブルデバイスの画面キャプチャ

Androidの世界に、少しずつフォルダブルデバイスが増えてきましたね。開発に活用していくぞ!の思いで、思い切って手を出してしまいました。

アプリのフォルダブル対応まで完了したので、 adbで画面キャプチャを撮ろう としたときに、カバーディスプレイの方でキャプチャを撮れないぞ?となったのでその対処方法をご紹介します。

遭遇した問題

Galaxy Fold3のadb画面キャプチャの取得を試みました。メインディスプレイ(端末を広げた状態の広い方のスクリーン)では、特に問題なく、画面キャプチャを取得できています。

メインディスプレイ

次に、カバーディスプレイ(端末を閉じた状態の狭い方のスクリーン)では、端末上はアプリが正常に表示されているにも関わらず、画面キャプチャは真っ黒です。あれ、なんでやねん😇

カバーディスプレイ

対処への光

フォルダブルデバイスはマイナーだし、きっとまだ対応してないんだろうなくらいの気持ちで、Twitterでつぶやいたところ、 @tomoya0x00さんから、 adb shell screencapのオプションでdisplayを指定できたと思います! という素敵なヒントをいただきました。オプションでdisplayの指定ができるのは知らなくて、これはいけそうだ!と思い、早速試しました。ありがとうございます🙏

対処方法を見つけるまでの考察

adb shell screencapのオプションで何を使えるか分からなかったので、ターミナルで、

 adb shell screencap -h

を実行して、使い方を確認しました。

usage: screencap [-hp] [-d display-id] [FILENAME]
   -h: this message
   -p: save the file as a png.
   -d: specify the physical display ID to capture (default: 19261213734341250)
       see "dumpsys SurfaceFlinger --display-id" for valid display IDs.

-dオプション でディスプレイIDなるものを指定すればよさそうです。が、そのディスプレイIDが分からんやん😇でもう1度読むと、 dumpsys SurfaceFlinger --display-id" を使うことでディスプレイIDを表示できると把握しました。

ということで、PCとFold3を接続した状態で、

 adb shell dumpsys SurfaceFlinger --display-id 

を実行しました。すると、まさに期待していた情報が表示されました(IDを念のためマスクしていますが、実際は全て数字です)😀

Display 1926XXXXXXXX0 (HWC display 0): port=130 pnpId=QCM displayName=""
Display 1926XXXXXXXX1 (HWC display 3): port=131 pnpId=QCM displayName=""

ということで、これらのディスプレイIDが、メインディスプレイとカバーディスプレイを指していそうです😋

では、いざ実行ということで、画面キャプチャを取得していきます。

フォルダブルデバイスの画面キャプチャ取得

メインディスプレイ編

  • コマンド(ディスプレイIDは、環境に合わせて読み替えてください。)
adb shell screencap -p -d 1926XXXXXXXX0 /sdcard/screen.png;adb pull /sdcard/screen.png ~/Desktop/screen1.png
  • 実行結果

メインディスプレイ

こちらも期待通りに画面キャプチャを取得できていますね。

カバーディスプレイ編

  • コマンド(ディスプレイIDは、環境に合わせて読み替えてください。)
adb shell screencap -p -d 1926XXXXXXXX1 /sdcard/screen.png;adb pull /sdcard/screen.png ~/Desktop/screen2.png
  • 実行結果
    カバーディスプレイ

お、真っ黒じゃないぞ!😀期待通りに画面キャプチャを取得できました。お疲れ様でした!

パスポート申請メモ(2021年版)

つい先日、10年ぶりにパスポートの申請(更新)に行きました。いくつか気づきがあったので、記事として残しておきます。

10年ぶりのパスポート申請での気付き3点

(1)電子記入できて便利でした!

10年前に申請したときは、申請場所まで行って申請用紙をもらって、その場で手書き でした。間違いないように書く必要があり、事前に情報を調べてメモを持って行ったりと、手間だった記憶があります。

時が経ち、現在は電子申請まではできないものの、 申請書の電子記入(外部リンク:外務省パスポート申請書ダウンロード) まではできるようになっています。

外部リンク:外務省パスポート申請書ダウンロード

Webブラウザ上でフォームに入力していくと、最後にPDF形式で申請書をダウンロード できます。あとは、それを印刷して持っていくだけでOKです。 当日会場で手書きが必要な情報は一切ありません でした。

家で必要なじっくりと書くことができるので、非常に便利だと感じました。

(2)自分の本籍地はどこだっけ?問題と解決方法

申請書には、自分の本籍地を書く必要があります。が、普段、使わないこともあり、自分は覚えていません、、あれ、どこだっけ?と思った時に、 最初に思いついたのは、運転免許証 です。

そうだ、あれに書いてあったよなと!!と確認するも、残念ながら、 免許証を見ても、本籍地欄には何も書かれていません。。 あ、思い出しました。現在の免許証はプライバシーの絡みで、本籍地は現在免許証に記載されないようになっているのでした。ただ、ICチップには記憶されているはずです。

これを読み取れば分かるんじゃない?で、調べたところ、スマホのアプリでこの機能を提供してくれているものがありました。自分は、Androidスマホ(NFC搭載)を使っているので、対応しているAndroidアプリを探しました。IC運転免許証リーダーなど、幾つかのアプリが公開されています。iPhoneでも同様の機能を持つアプリが公開されています。レビューなども参考に安心して使えるアプリを選ぶのが良いと思います。

(例)IC運転免許証リーダー(Androidアプリ)

実際に免許証を読み取ったところ、本籍地をアプリ上で表示できました。他にも同様の機能を持つアプリがあるので、自分が安心して使えそうなものを選ぶのが良いと思います。また、 大事な注意点が1つ あります。

本籍地を表示するには、 暗証番号2つ(免許取得時に申請する4桁の番号が2つ)が必須 となります。免許の交付時に、自分で決めて申請したあの2つの番号です。これがないと読み取れません。 大事なのが3回間違えると、免許証にロックがかかってしまい、読み取れなくなってしまいます!! 。十分に注意しましょう。ちなみに、ロックがかかったら、警察署で解除してもらうなりの対応が必要になるようです。

(3)写真の準備は慎重に!

申請時に写真が必要となります。 この写真の基準は国際規格に則っていることもあり、だんだんと厳しくなっている印象です。

例えば、以下がNGとされています。

  • 顔の輪郭が隠れているもの
  • 顔が傾いているもの
  • 口角が上がるなどにより実際の容姿と著しく異なるもの
  • などなど

上記は、こちらから引用させていただいています。 文章を読むとそりゃそうだよねという内容ではあるのですが、↑のリンク先に記載されているNGの写真の例を見ると、結構際どくて、かなりシビアな判定だと感じました。

証明写真を準備するには、主に以下2つから選択することになります。

  • (1)写真スタジオ(パスポートセンターに設置されている会場もあります)
  • (2)証明写真撮影用のボックス

自分は、パスポートの写真の写りにこだわりはなかったため、安価な(2)を選択しました。結果的には、問題なく写真は受領されました。ただ、直近で、もう1回申請が必要な状況になったら、(1)を選択すると思います。

というのも、写真ボックス方式では、以下の注意点があります。

  • 自分で基準を満たすように写真を撮る必要がある(AIアシストで補助してくれる機械はあるものの、その機能は限定的)。
  • 撮影のリトライ回数に限りがある(機械によって異なりますが3回までなどの制限)

写真が基準を満たすかは、実際に申請してみないと分かりません(インターネットで検索してみると、窓口でNGと言われたケースもあれば、申請後に後日NGの連絡があったケースもあるようです)。 (1)を選択していれば、基準を把握されているプロのアドバイスに沿って撮ってもらえるので安心だったなあと思いました。

[参考]パスポート申請の基本情報

申請手順などの一般的な方法は、多くのWebサイトなどで紹介されていますので、省略します。公式な情報としては、東京都の場合は、こちらに記載されています。

申請場所は、外務省の旅券申請場所一覧から確認できます。申請場所によって、営業時間が異なります。事前に確認するのがおすすめです。

セカイフォン ver.12.1.0 (UI/UX改善版)をリリースしました。

セカイフォン ver.12.1.0 (UI/UX改善版)をリリースしました。

セカイフォンは、「この場で翻訳」「通話で翻訳」「手ぶらで翻訳」「撮って翻訳」という4つの特徴を持っています。現在は、「オフライン翻訳」にも対応しています。

海外を旅する時に、自分自身もセカイフォンを活用しています。実際に使っていて得られた気づきをもとに、今回バージョンアップを行いました。

セカイフォン ver.12.1.0

「この場で翻訳」モードの画面改善

言葉を話したあとに、まず、翻訳結果を大きな画面でダイアログ表示する仕様に変更しました。会話は、1つ1つの発言を順番に理解して、相手に伝えながら行っていく必要があります。また、騒がしい場所など、音声だけでは相手に伝えられないこともあります。そのようなときは相手に画面を見せることでコミュニケーションしていただければと考えています。

 

「撮って翻訳」モードの画面改善

カメラで撮影した写真をそのまま翻訳するモードです。撮影した写真によっては、翻訳結果が見辛いという問題がありました。文字の色とコントラストを改善することで、読みやすくしました。

 

最後にセカイフォンについての補足です。本プロダクトは、Dream Project(世界で困っている人々の為に何かできないかなと考え、実施している活動)の活動の一環として公開しています。その活動を始めたのは、今から19年くらい前です。これまで以上に社会に貢献するためには、さらに活動を広げていきたいと考えています。この活動を通じて得られる収益が仮に数百円でも数億円になっても、これまで通り、全額を慈善団体に寄付させていただきます。

いつか、世界中の人々が飢えや貧困、病気、紛争などから解放され、幸せな生活を送れる日が訪れ、そして、こういった活動が不要な社会になったらいいなと考えています。そんな日が来るまでは、自分にできる範囲で本活動を継続していきます。賛同いただける方がいらっしゃいましたら、可能な範囲で寄付にご協力いただけると幸いです。

Google Play Storeからダウンロード可能です。お試しいただけると幸いです。よろしくお願い致します。

セカイフォンの公式サイトもぜひ参照ください。

Google Play Store URL

https://market.android.com/details?id=org.iplatform.android.phone2

セカイフォン ver.12.0.0 (新機能「オフライン翻訳」)をリリースしました。

セカイフォン ver.12.0.0 (新機能「オフライン翻訳」)をリリースしました。

セカイフォンは、「この場で翻訳」「通話で翻訳」「手ぶらで翻訳」「撮って翻訳」という4つの特徴を持っています。新たな機能として「オフライン翻訳」を追加しました。

海外や空の上など、インターネットを使えないこともあると思います。翻訳したいけど電波が入らなくてアプリを使えない、オフラインでも翻訳できる世界を実現したいと考え、今回のモードを開発しました。

電波が入るときに、事前に使いたい言語の辞書をダウンロードさえしておけば、電波が入らない場所でも翻訳できます。

セカイフォン ver.12.0.0

「オフライン翻訳」モード

アプリ起動後、トップ画面で「この場で翻訳」をタップします。

右上のメニューから言語切替アイコンを押すことで。「オフライン翻訳」モードが起動します。このアイコンが表示されていない場合は、「:」メニューから、「ON/OFF切替」を選択することで起動できます。

初回のみ使い方のチュートリアルが表示されます。辞書のダウンロード方法などを確認してください。

 

言語切替ボタンを押すと、言語選択画面が表示されます。オフライン翻訳したい言語の辞書を予めダウンロードする必要があります。例えば、イタリア語の辞書をダウンロードする場合は、↓の画面のように「ダウンロード」アイコンを選択しましょう。辞書のダウンロードは、初回のみ必要な操作です。2回目以降は不要です。もし辞書を使わなくなった場合は、「ゴミ箱」アイコンから辞書を削除することも可能です。

辞書のダウンロードが完了している言語は、オフラインで翻訳できます。国旗アイコンをタップしても音声で入力できない場合は、国旗アイコンを長押しすることで、テキストで翻訳内容を入力することも可能です。

海外や空の上など、インターネットが使えない場所でも翻訳を試してみてください。翻訳精度は、従来のインターネットに接続するモードの方が高いため、オンラインかオフラインかで使い分けてみてください。

最後にセカイフォンについての補足です。本プロダクトは、Dream Project(世界で困っている人々の為に何かできないかなと考え、実施している活動)の活動の一環として公開しています。その活動を始めたのは、今から19年くらい前です。これまで以上に社会に貢献するためには、さらに活動を広げていきたいと考えています。この活動を通じて得られる収益が仮に数百円でも数億円になっても、これまで通り、全額を慈善団体に寄付させていただきます。

いつか、世界中の人々が飢えや貧困、病気、紛争などから解放され、幸せな生活を送れる日が訪れ、そして、こういった活動が不要な社会になったらいいなと考えています。そんな日が来るまでは、自分にできる範囲で本活動を継続していきます。賛同いただける方がいらっしゃいましたら、可能な範囲で寄付にご協力いただけると幸いです。

Google Play Storeからダウンロード可能です。お試しいただけると幸いです。よろしくお願い致します。

セカイフォンの公式サイトもぜひ参照ください。

Google Play Store URL

https://market.android.com/details?id=org.iplatform.android.phone2

日本赤十字より2回目の表彰をいただきました。

Dream Project」の活動の一環で、日本赤十字より2回目の表彰をいただきました。表彰いただくためにやっている活動ではありませんが、今後の励みにしたいと思います。ありがとうございました。また、本活動へ様々な形でご協力、ご支援いただいている皆様にも大変感謝しております。この場をお借りして、御礼申し上げます。

 

Dream Project」は、2000年12月に初めた活動で、現在までに、賛同いただいた方々からの全額を、Dream Project 1st (2000-2013年)として、unicefに、Dream Project 2nd (2013-現在)として日本赤十字に寄付させていただいております。今回は、後半の活動を評価いただき、表彰いただいたのではと推測しております。

最近、技術は社会を幸せにするために使うものという思いを持って活動しています。これからも自分にできることをやっていきたいと考えています。引き続き、よろしくお願い致します。

2017年9月30日

神原 健一

セカイフォン Android版 ver.9.8.1 (使い方動画の追加(Picture In Picture対応))をリリースしました。

セカイフォン Android版 ver.9.8.1 (使い方動画の追加(Picture In Picture対応))をリリースしました。

セカイフォンは、「話した言葉をそのまま翻訳する」アプリです。「この場で翻訳」「通話で翻訳」「手ぶらで翻訳」「撮って翻訳」という4つの特徴を持っています。

セカイフォン(Android版) ver.9.8.1

使い方動画の追加(Picture In Picture対応)

AI機能を使い方の動画(PV)をアプリ内から見られるようにしました。また、Android 8.0(O)のPicture In PictureおよびAndroid 7.0(Nougat)のMulti Windowにも対応しています。

 

Android 8.0 (Picture In Picture)

Android 7.0 (Multi Window)

 

※Androidアプリ開発者向けの参考情報

(1)Android 8.0のPicture In Pictureの発表資料@potatotips第42回(2017/07/25)


(2)Android 7.0のMulti Windowの発表資料@日本Androidの会(2016/10/26)


 

ダウンロード

セカイフォンのダウンロード

おわりに

セカイフォンは、Dream Project(世界で困っている人々の為に何かできないかなと考え、実施している活動)の一環として展開しており、収益の全額を慈善団体に寄付しております。いつか、世界中の人々が飢えや貧困、病気、紛争などから解放され、幸せな生活を送れる日が訪れ、そして、こういった活動が不要な社会になったらいいなと考えています。そんな日が来るまでは、自分にできる範囲で本活動を継続していきます。賛同いただける方がいらっしゃいましたら、可能な範囲で寄付にご協力いただけると幸いです。

Facebookページでも最新情報の配信を行っています。セカイフォンに少しでも共感していただけるところがありましたら、「いいね」していただけると活動の励みになります。

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セカイフォンの最新版はGoogle Play Storeからダウンロード可能です。よろしくお願い致します。セカイフォンの公式サイトもぜひ参照ください。よろしくお願い致します。