マルチプラットフォームのためのOpenGL ES 入門(応用編)」を献本いただきました。

山下さん(@eaglesakura)から、「マルチプラットフォームのためのOpenGL ES 入門(応用編)」を献本いただきました。先日発売されたばかりの「基礎編」の続編です。レビューに参加させていただいた書籍で、今回献本いただきました。簡単に内容を紹介させていただきます。
基礎編の紹介は、こちらをご覧ください。

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■書籍情報
マルチプラットフォームのためのOpenGL ES入門 応用編
・定価:4,800円+税
・出版日:2014/05

■概要
応用編は「Android/iOSに対応したOpenGL ESの入門書籍で、3D描画+EGL/EAGLに特化した内容」となっています。

序盤は、Android/iOS向けの開発環境構築、サンプルプログラムの解説に続いて、Z軸(奥行き)、デバイス座標、ウィンドウ座標関連の話が登場してきます。購入者向けにサンプルのダウンロードサービスがあるので、実機で動かしながら読み進めると理解が深まりそうです。

OpenGL応用編

中盤では、本格的な3D描画を実現するために、ワールド座標に関する内容、効率的な3D描画のためのアプローチの紹介、3Dモデルデータの読み込み方法へと続きます。そして、実践的な内容として、マルチパスレンダリングによる演出、バッファオブジェクトの活用方法、オフスクリーンレンダリングなどについても触れられています。また、随所に著者が考慮すべきと考えているポイント(性能面での考慮や実装上注意すべき内容など)について補足があるので、3Dを学んで行く上での考え方の勉強になりそうです。

■本書を読むと良い方
「Android/iOSで、OpenGL ES(特に3D)を触ろうとしている方は、必読といって過言でない」と思います。ただ、本書の冒頭にも書かれていますが、3Dにフォーカスして記載されていますので、OpenGL ESの取っ掛かりや、2Dに関する前提知識は、本書の基礎編などを通じて理解をしておく必要があるでしょう。本書は3Dという専門的な内容に特化した書籍ゆえに難易度は正直高めですが、最初から着実に取り組んで行けば、OpenGL ESの中級者に近づけそうです。

■最後に
基礎編に続き、応用編の献本ありがとうございました&お疲れさまでした!

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