「マルチプラットフォームのためのOpenGL ES 入門(基礎編)」を献本いただきました。

ゆらしたさんこと、山下さん(@eaglesakura)から、「マルチプラットフォームのためのOpenGL ES 入門」を献本いただきました。レビューに参加させていただいていたのですが、OpenGL ESについてとても分かり易く書かれていて、発売を楽しみにしていた1冊です。簡単ですが、内容を紹介させていただきます。

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■書籍情報
マルチプラットフォームのためのOpenGL ES入門 基礎編
・定価:4,500円+税
・出版日:2014/04

■概要
「Android/iOSに対応したOpenGL ES(OpenGLを組み込み向けに特化して作られたもの)の入門書籍」となっています。広いOpen GLの世界の中でも、この基礎編では、2D描画に特化して書かれています。

序盤には、OpenGL ESの基本にはじまり、Android/iOS向けの開発環境構築、Hello OpenGL ES 2.0といった内容が書かれていて、OpenGL ESが初めてという方にも取り組み易い構成となっています。

また、中盤では、OpenGL ESのコアとなる要素として、三角形、その他のプリミティブ(線、点、多角形)の描画、シェーダー、テクスチャ、スプライトのトピックに触れられています。これらの章では、解説以外にサンプルプログラム(両プラットフォーム対応の観点でC言語が使われています)とその実行結果も載っているため、実際に手を動かしながら読み進めると理解が進みそうです。

最後には、応用的なトピックについても記載されています。

■本書を読むと良い方
「Android/iOSで、OpenGL ESを触ろうとしている方は、必読といって過言ではない」か思います。これらのキーワードに特化して触れられている貴重な1冊だと思います。そもそも、Android、iOS(+それらの開発環境)が初めてという方は、別にもう1冊準備して、並行してチャレンジするとより効果が高まりそうです。
また、書籍を購入した方向けのソースのダウンロードサービスもありますので、それを利用して、手元で動かしながら、そして、改造しながら取り組むと、OpenGL ESの考え方の理解が進みそうです。

■最後に
続編も登場予定との事で、こちらも楽しみです。このたびは、献本ありがとうございました!

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