テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(SV)

受験記(お役立ち情報、おすすめ書籍、勉強法)

情報処理技術者試験-テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(SV)についての情報、私の合格体験記を紹介します。

- Last Update:2008/07/04

「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)」の基本情報(公式サイト情報)


対象者像

情報システム基盤(業務システム共有のシステム資源)の構築・運用において中心的役割を果たすとともに、個別の情報システム開発プロジェクトにおいて、固有技術の専門家として開発・導入を支援する者。具体的には、情報セキュリティを固有技術とする。


役割と業務

セキュリティ機能が求められる情報システムの計画・設計・構築・運用において、セキュリティ機能の計画・設計・構築を推進又は支援する業務、若しくはセキュアな開発プロジェクト環境を整備する業務に従事し、次の役割を果たす。
  1. 情報システムの脆弱性・脅威を分析・評価し、これらを適切に回避・防止するセキュリティ機能の計画・設計・構築を推進又は支援する。
  2. 情報システム又はセキュリティ機能の構築までのプロジェクトにおいて、情報システムへの脅威を分析し、プロジェクト管理を適切に支援する。
  3. セキュリティ侵犯への対処やセキュリティパッチの適用作業など情報システム運用時のセキュリティ管理作業を技術的な側面から支援する。


期待する技術水準

情報システムでは、多くのコンポーネントにおいてセキュリティ機能が求められる。情報セキュリティ技術の専門家として、他の専門家と協力しながら情報セキュリティ技術を適用して、セキュアな情報システムを開発・運用するため、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求される。
  1. 情報セキュリティ対策のうち、技術的な対策について基本的な技術と複数の特定の領域における応用技術をもち、これらの技術を対象システムに適用するとともに、その効果を評価できる。
  2. 情報セキュリティ対策のうち、運用的な対策について基本的な知識と適用場面に関する技術をもつとともに、情報セキュリティマネジメントの基本的な考え方を理解し、これを適用するケースについて具体的な知識をもち、評価できる。
  3. 情報技術のうち、ネットワーク、データベース、システム開発環境について基本的な知識をもち、情報システムの機密性、責任追跡性などを確保するために必要な暗号、フィルタリング、ロギングなどの要素技術を理解している。
  4. 情報システム開発における工程管理について基本的な知識と具体的な適用事例の知識をもつ。


試験形式と試験情報

午前午後T午後U
9:30〜11:10(100分)12:10〜13:40(90分)14:10〜16:10(120分)
多肢選択式(四肢択一)
55 問出題して 55 問解答
記述式
4 問出題して 3 問解答
論述式(事例解析)
2 問出題して 1 問解答


私の受験記


初チャレンジで何とか合格できました。ソフトウェア開発技術者では午後問題の時間不足に悩まされたのですが、この試験は時間的には余裕を持って回答できました。

試験形式と試験情報

受験回数1回
受験結果H20春:合格!(午前660、午後T600、午後U630)
合格日2008/06(H20春)
勉強期間1ヶ月(仕事がめちゃくちゃ忙しかったので。。)


利用した書籍

事前学習に1冊+午前対策用に1冊+午後対策用に1冊の計3冊+過去問をひたすら解きました。
午前はやった分だけ点数が伸びるので、できるだけ多くの問題をこなすようにしましょう。
午後は問題を選択できるため、短時間で回答する問題を選択する練習と、記述式の問題では余計な減点をもらわないようにしましょう。
分類書籍名(※年度は省略)おすすめ度コメント
全般★★★★分厚いですが、余裕があればこれをまず読んでみることをおすすめします。
午前用★★★★★午前対策はこれ1冊のみやりました。
午後T/U用★★★★★午後対策はこれ1冊のみやりました。

その他