FirefoxOS+Flame(リファレンス端末)関連の情報

Mozillaが実施している「Apps on a Flame」プログラムに応募していたのですが、奇跡的に審査に通過しました!選定理由は分かりませんが、Androidアプリの実績を評価いただけたのかもしれません。そして、Flame(FirefoxOSリファレンス端末)が届きました。ありがとうございます。

IMG_20140618_222545 IMG_20140618_223239 IMG_20140618_223257 IMG_20140618_230434

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでKeonを使って開発していたのですが、ハードウェアスペックが大幅に改善されているので、ストレスが軽減され開発が捗りそうです。

今度アプリの開発を進めるとともに、余力の範囲で、開発者向けTipsをアップしていこうかと考えています。

開発者向けTips

・リモートデバッグ(FirefoxOS)

実機にアプリを転送するには、事前に端末のリモートデバッグ設定を有効にしておく必要があります。

設定アプリを起動し、「
Device information」→「More information」→「Developer」を選択します。続いて、Remote debbugingのチェックボックスにチェックを入れれば完了です。

remotedebug3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・アプリの転送(FirefoxOS)

FirefoxOSアプリを実機にインストールするには、まず、実機と開発用PCをUSBケーブルで接続します。Firefoxブラウザのアドオンであるアプリマネージャを用います。端末のリモートデバッグ設定を有効にしていることを確認した状態で、アプリ、および、インストール対象のデバイス(画面の下側にデバイス一覧があります)を選択すれば、OKです。

スクリーンショット 2014-06-19 0.05.18

 

 

 

 

 

 

 

 

・使用可能なRAMのカスタマイズ(Flame)

Flameでは使用可能なRAMサイズを開発者が変更することができるようになっています。この変更を行うことで、RAMが低い端末の動作をシミュレーションし、アプリの動作スピードを確認したりといったことができます。

端末に設定されているRAMモードの確認

 $ fastboot getvar mem

 →実行結果例1(自動管理を示しています。手元にある端末では、これが初期値でした。)
 mem: auto

 →実行結果例2(512MBを示しています。)
 mem: 512m

RAMサイズの変更(512MBを指定する場合)

 $fastboot oem mem 512
 $fastboot reboot

RAMサイズの変更(自動管理を指定する場合)

 $fastboot oem mem 0
 $fastboot reboot

fastbootで端末を認識しない場合(fastbootコマンド群を呼び出しても反応が"waiting for devices"が表示される場合)

 fastbootモードへの移行して、コマンドを実行する必要があります。(正しい手順か保証できませんが)OSをシャットダウン後、電源+ボリュームの+/-キーの同時押しで、手元にある端末では移行できました。

・アプリのリモートインスペクション(FirefoxOS)

別エントリに書いています。

・その他(FirefoxOS)

Blog上の過去のFirefoxOS関連の情報は、以下から確認いただけます。

https://www.iplatform.org/blog/archives/category/firefoxos

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です