[Android Advent Calendar 2013]海外活動で経験したこと&今後に向けて。 #androidadvent2013

 Android Advent Calendar 2013の22日目担当の@korodroidです。

今年は参加予定がなかったのですが、「22日目に穴が空いてしまっている(?!)」という情報をうけ、条件反射的に急遽エントリしました(^^;サンフランシスコ時間ですとかそんなレベルではないくらい〆切から時間が経過してしまっていますが、そんな経緯があるので、ご容赦ください。

あえて技術ネタでない内容にしました。Androidに出会ったことで得た経験を紹介させていただきます。このエントリが、読んでいる皆様の参考になるところがあるとうれしいです。

  • 背景
    今年はAndroid関連の講演・プロダクト展示という目的で、海外に渡航する機会がありました。その経験を踏まえ、感じたことを書きます。
        イベント 開催地 活動目的 Special Thanks
    ①海外講演 Droidcon Paris 2013
    (2013/06)
    Paris セッション講演(Android マルチバージョニング) Droidcon Paris チーム, Paris Android User Group, 所属会社
    Droidcon Amsterdam 2013
    (2013/11)
    Amsterdam セッション講演(モバイルクロスプラットフォーム開発) Droidcon NL チーム,
    Dutch Android  User Group, 所属会社
    ②海外展示 Mobile World Congress 2013
    (2013/02)
    Barcelona プロダクト展示(Sekaiphone Multi(個人)&SekaInfo(グループ)) Sony, Sony Mobile, 日経BP, TRIROIDのみんな
    IFA 2013
    (2013/09)
    Berlin プロダクト展示(Sekaiphone Watch他(個人&グループ)) Sony, 日経BP, TRIROIDのみんな
  • 海外講演・展示で得られたこと
    多くの経験を得られましたが、一番大きいと思っているものを紹介します。
    「自分や所属チーム・組織が持っているプロダクトや技術を世界に向けてアピールし、そこで得た成果を次の活動にフィードフォワードする。」というものです。

    海外のカンファレンスや展示会で技術やプロダクトを実際に紹介し、世界中の参加者と話をすることで、想定していなかった多くのことに気付かされました。

    例えば、日本ではウケが良いサービスが、海外では今いち相手に響かなかったり、もちろん、その逆もありました。その理由も様々ですが、生活や文化的な背景が異なるため困っている、欲していることが異なっていることゆえということもありました。また、具体的は話を挙げると、サポートすべきプラットフォームの優先度が変わる(当然ながら日本とは端末OSシェアが全く違ったりするため、それを踏まえた戦略が必要とか)などがありました。
    こういった内容はインターネットでは得難い貴重な生の声なので、次の活動におおいに参考になっています。

  • 海外のカンファレンス・展示会に参加することになった場合のお勧めアクション
    カンファレンス・展示会で情報収集するのはもちろんですが、それ以外で個人的にお勧めのものを3つ紹介します。

    (1)メインカンファレンス以外のイベントに参加する。

    日本では「日本Androidの会」や「html5j」など多くの技術コミュニティが存在します。海外においても多くの技術コミュニティが存在します。各地で大きな技術カンファレンスが開催されるときには、それに近い日程で様々なコミュニティのイベントが開かれることがあります。コミュニティイベント以外にも、企業主催のものや、アイディアソン、ハッカソンと言ったものが行われることもあります。

    知らない土地で初めてのイベントに参加するのは、億劫だという人がいるかもしれません。ただ、参加してみるとそのイベントならではの発見があったり、新しい知人ができたりする貴重なチャンスであるのは間違いないです!!!もし海外に行くチャンスがあったときは、ぜひ勇気を振り絞って(?)、参加することをお勧めします。

    (2)積極的に海外の人々に話しかける。

    外国語が得意でないので、ついつい話しかけるすら億劫になってしまいがちだという人も多いかもしれません(自分もそうでした^^;)。海外にいると、目の前に外国語を話す人だらけという環境になります。このような貴重な機会は、日本にいるとまず得られません。それゆえ、これを活用しない手はないと思います。

    技術者同士であれば、自己紹介+技術テーマ的な内容で、十分に会話になったりします。自分の場合は、自作のアプリを見せたり、相手のも見せてもらいつつ、それを軸に話をしたりといったことをやったりしていました。自分は英語が得意な方ではないのですが、折れない心を持ちつつ時にはジェスチャーを交えれば何とかなるものです(多分w)。「英語力に自信がないからと言って黙って何も会話しないより、下手でも良いので自分から話してみる方がよっぽど大切!!!」と個人的には思っています。ボキャブラリーを増やしたり、きれいな英語を話すとかは、その後で全く問題ないはずです。

    (3)今後の活動にフィードフォワードする。
    海外活動は行くこと自体は目的ではなくて、あくまで手段の1つです。講演・展示の場合は、事前に自分たちの仮説と予想する反響を整理しておき、実施後はその仮説と実際の反響のギャップを図ることで、次に活かすためのヒントが得られたりします。

  • おまけ
    自分はエンジニアになったばかりの頃(今から10数年前)、自分のスキルを磨いていって、「いつか本を書いたり、海外で講演したり、自分が関わったプロダクトを海外で展示できたらいいなー。」という目標を持っていました。

    色んな仕事をやったり自己研鑽を重ねる中で、昔から持っていた思いを忘れずにチャレンジしてきたことで、少しずつですが夢が叶うようになってきました。もちろん、支えてくれた環境や、多くの活動で出会った人々や仲間のおかげであることも間違いないです。心から感謝しています。

    もちろん叶えられていない夢もあります。「ICTを使って、セカイを幸せにする。」というものです。それに向かってもっと精進したいと思っています。果てしない夢ですが、信念を捨てずに、そして、曲げずに日々努力をしていれば、少しずつ近づけそうな気もしています。そのために生き方の選択をしないといけない局面があるかもしれませんが、自分なりに頑張っていきます。

    意味不明な〆になってしまい、すいません(笑)。そして、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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